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富士経済グループ 市場調査サポートサイト

エリア別のオール電化、ZEH、レジリエンス住宅市場を調査。2035年度のオール電化住宅を21万9,860戸(2023年度見込比96.2%)と推計

株式会社富士経済は都市部への人口集中や地方の過疎化などの人口バランスにより、各エリアで状況が異なる戸建・集合住宅別のフローおよびストック市場を調査しました。また、各エリアにおける戸建・集合住宅の着工トレンドや床面積、気候・日照時間の違い、電源構成の特色などを踏まえながら、注目住宅としてオール電化住宅、ZEHシリーズ(ZEH、ZEH-M)、レジリエンス住宅、ウェルネス住宅についてそれぞれの市場を調べました。その結果を、「エリア別・都道府県別住宅・設備市場データブック」にまとめました。

この調査では、注目が集まるオール電化住宅、ZEHシリーズ、レジリエンス住宅、ウェルネス住宅を対象に、電力管区に基づく国内10エリア別や47都道府県別の新築・既築(交換・リフォーム)市場、ストック市場を明らかにし、将来を展望しました。また、住設機器(給湯機器、PV・電池、空調・暖房機器)の普及動向についても分析しました。

なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「エリア別・都道府県別住宅・設備市場データブック」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。

◆当該資料の全体サマリー

1.オール電化住宅(新築・既築フロー合計)

2023年度見込

2035年度予測

2023年度見込比

全体

22万8,650戸

21万9,860戸

96.2%

東北

2万1,190戸

1万4,850戸

70.1%

関東

4万4,500戸

4万9,000戸

110.1%

関西

3万6,200戸

3万4,200戸

94.5%

※東北、関東、関西は全体の内数です
※戸建住宅のみを対象とします

電気料金高騰による節電や電気料金プランの見直し・値上げを背景に、オール電化やエコキュートに関するPR活動やキャンペーンが縮小しています。新築着工戸数の減少もあり、2035年度に向けて導入数は減少で推移するとみられます。特に、東北では大きく減少するとみられます。また、北陸、中部、四国でも縮小が予想されます。一方、関東は現状のオール電化率が低いこともあり、導入数の増加が期待されます。

2.ZEHシリーズ(新築・既築フロー合計)

2023年度見込

2035年度予測

2023年度見込比

全体

9万8,230戸

14万8,850戸

151.5%

北海道

4,280戸

8,200戸

191.6%

関東

2万8,310戸

4万6,310戸

163.6%

関西

1万3,150戸

1万9,900戸

151.3%

※北海道、関東、関西は全体の内数です
※戸建住宅のみを対象とします

ZEH Orientedを含めた新築向けZEH導入数およびZEHリフォーム数を対象とします。室内環境の質を維持しながら断熱性能の向上などにより大幅な省エネルギーを実現するとともに、再生可能エネルギーなどの導入によって年間の一次エネルギー消費の収支ゼロを目指した住宅です。

第6次エネルギー基本計画では、2030年以降の新築戸建住宅の60%に太陽光発電の搭載を目指すなど、政府による補助事業の推進が見られ、ZEHビルダー・プランナーの事業者数は増加しています。ZEHの普及を目的とした取り組みが進むことで、各エリアの導入は増えるとみられます。2035年度の戸数は関東や関西、中部が多いですが、現状ZEHシリーズの普及が遅れているエリアである北海道では2023年度見込比1.9倍と大きく伸長することが予測されます。

3.レジリエンス住宅(新築・既築フロー合計)

2023年度見込

2035年度予測

2023年度見込比

全体

17万2,000戸

37万0,000戸

2.2倍

関東

5万1,750戸

11万6,930戸

2.3倍

中部

3万4,200戸

6万9,130戸

2.0倍

関西

2万4,500戸

5万4,130戸

2.2倍

※関東、中部、関西は全体の内数です
※戸建住宅のみを対象とします

平常時にエネルギー使用量を抑制し、太陽光発電システムと蓄電システムやV2Hを併用することで非常時に自立してエネルギー供給ができる住宅を対象とします。

南海トラフ地震や首都直下地震など大規模災害が懸念されており、長時間の停電に対応できる住宅のニーズが高まっています。2023年度以降もこの流れは続くとみられ、各エリアで戸数の拡大が予想されます。特に、東京都で太陽光発電システム設置が義務化されることなどを受け、2035年度の関東は大幅な増加が予想されます。続いて、中部や関西でも伸長するほか、北海道や北陸、沖縄でも高い伸びを示すとみられます。

【参考】本記事で使用した「エリア別・都道府県別住宅・設備市場データブック」に掲載している調査対象市場

注目住宅市場

  • オール電化住宅
  • ZEHシリーズ
  • レジリエンス住宅
  • ウェルネス住宅

住設機器

給湯機器

  • エコキュート
  • ハイブリッド給湯器
  • 石油給湯器
  • エネファーム
  • ガス給湯器

PV・電池

  • 太陽光発電
  • 蓄電池
  • V2H

空調・暖房機器

  • 全館空調
  • HP式温水暖房機
  • ガス温水給湯暖房機

◆本記事は「エリア別・都道府県別住宅・設備市場データブック」より一部取り上げ、概要をご紹介しました。当該資料の目次や内容の詳細はこちらでご紹介しています。