本文にスキップする

富士経済グループ 市場調査サポートサイト

重詰おせちの市場を調査。2026年新春の国内市場は858億円(前年比1.3%増)の見込

株式会社富士経済は、消費者のライフスタイルの変化や、メニューの多様化によって拡大している重詰おせち市場を調査しました。その結果を「重詰おせち市場の概況 2026新春」にまとめました。

この調査では、リアル店舗型(量販店、CVS、百貨店、その他リアル店舗型)、通販型(生協、テレビ/カタログ通販、オンラインモール、その他通販型)の重詰おせち市場についてトピックスやトレンドを分析し、2026年新春の結果をまとめました。また、一部企業は7月の予約開始を予定するなど、商戦が早期化しつつある2027年新春の動向を予想しました。

なお、本記事以外にも、より詳細な市場構造、市場シェア、参入企業動向などをお知りになりたい方は、「重詰おせち市場の概況 2026新春」をご購入の上、ご覧いただければ幸いです。

「重詰おせち市場の概況 2026新春」の全体サマリー

重詰おせちの国内市場

837367.png

重詰めおせち市場は、手作りからのシフトや共働き世帯の増加に伴う消費者のライフスタイルの変化を背景に拡大してきました。2025年新春は前年に値上げの影響で苦戦したことから、小売企業ではオリジナルおせちの商品設計を見直して値下げする動きも見られ、平均単価は下がったものの販売セット数が増加し市場は拡大しました。通販型チャネルが値引きやポイント還元によって需要を獲得し市場をけん引しました。

2026年新春は、通販型で定着していた早期予約による値引き(早割)やポイント還元が店舗型にも波及し、立ち上がりの8月から10月は前年を大きく上回る企業が多かったです。11月中旬以降は12月の駆け込みも含め需要は鈍かったものの、シーズン全体では前年比微増となりました。

商品面では、最も規模の大きい和風が減少し、和洋中折衷や洋風が伸びるトレンドが継続しています。一定の規模がある和風、洋風、和洋中折衷の中では洋風の伸びが最も大きく、肉おせちの人気が続き、オードブルおせちの採用も増えています。肉おせちやオードブルおせちは手頃な価格帯の商品展開も多く、新規需要の裾野拡大につながったことも洋風の伸びに影響しているとみられます。

2027年新春の市場は前年比微増が予想されます。メニュー多様化の流れが継続し、おせちの概念にとらわれない、年末年始のごちそうメニューとしてのニーズが高まるとみられます。

【参考】本記事で使用した「重詰おせち市場の概況 2026新春」に掲載している調査対象市場

対象品目

  • 予約重詰おせち
    ※予約分と同一商品の当日販売おせちも含む
    ※和、洋、中問わず対象とするが、スイーツショップのスイーツおせち、犬用おせちなどは対象外
    ※重箱以外の容器に入った商品も対象とするが紅白かまぼこと数の子セットなどキット商品や単品は対象外

対象チャネル

リアル店舗型

  • 量販店
  • CVS
  • 百貨店
  • その他リアル型店舗

通販型

  • 生協
  • テレビ/カタログ通販
  • オンラインモール
  • その他通販型

◆本記事は「重詰おせち市場の概況 2026新春」より一部取り上げ、主要なポイントを抜粋しました。調査レポートの目次や調査サマリーなど詳細はこちらご確認いただけます。